手作り

ゲストと新郎新婦を繋ぐ リングリレーをやってみて…

 

はなびライオン
はなびライオン
リングリレーって聞いたことある?

 

わたしたちは人前式で式を挙げたのですが、そこでリングリレーをしました。

ゲストの方にご協力いただいて実現できたリングリレー。やる前はいろいろと悩みましたがやってよかったです!!

リングリレーの魅力や準備、当日の様子について紹介します!

 

 

リングリレーって何?

 

リングリレーとは、ゲストの皆さんによる指輪のリレーです。

新郎新婦がこれから一生身につける指輪が大切なゲストの方々の手を渡って届きます。

新郎側、新婦側のゲストの席にそれぞれ1本ずつ長く繋がったリボンがわたされ、そのリボンをつたって、新郎側には新郎がはめる指輪が、新婦側には新婦がはめる指輪が運ばれていきます。

最後には新郎新婦の手元に届き、指輪交換へとつながります。

 

 

リングリレーをした理由

 

私たちは人前式で挙式をしました。

オーソドックスな式次第だと10分程度で終わってしまいます。

人前式の一般的な流れ

入場、誓い、指輪交換、結婚証明書サイン、退場

教会式の場合、讃美歌やお祈り、聖書朗読など、
神前式は祝詞奏上の儀や三々九度、巫女の舞など
があります。

https://www.excellent-light.com/wedding/449/ceremony_-program/

 

そのような儀式的なものが人前式には一切ありません。

 

ですので、
「挙式は短く披露宴にたっぷり時間を使いたい」
「アレンジして自分たちらしい挙式をつくりたい」
というように、自分たちのイメージする結婚式に合わせて式の流れを考えることができるよさがあります。

せっかくゲストの方が集まってくださるので、ゲストの方と一緒に結婚式をつくれたらという気持ちがありました。

そんなときに式場で見せてもらったある写真に目を惹かれました。

その写真には1本のリボンが通った指輪がゲストの方々の手を渡っていく様子が映し出されていました。

ゲストの方とのあたたかいつながりを感じられ、リングリレーをやってみよう!と決めました。

 

 

リングリレーのために準備すること

リボン2本
指輪(もちろんですが…笑)

 

リボンの長さ

 

リボンの長さは、人数ではなく会場の席のサイズや折り返す回数、バージンロードの長さによって変わります。

私たちの式場は椅子が可動式だったのでバージンロードの方を向けて椅子を2列用意しました。この方が、リングリレーをするときにリボンが蛇行せずに済むのでこの形にしました。

また、バージンロードに沿って並んでもらってリレーをする方法や、人数と代表で出てきてもらうゲストをあらかじめ決めておいて少人数でリレーをする方法もあります。

 

前もって長さを測るか、プランナーさんに長さを確認しておくと安心です。

私たちの場合、新郎側新婦側それぞれ30人程度でリレーをしましたが20mの長さで足りました。

余ったリボンはちょうどの長さのところでスタッフさんが切ってくださいました。

はなびライオン
はなびライオン
リボンは余裕を持った長さで準備しよう!

 

リボンの幅に要注意

 

リボンの幅は2cm程度がオススメです!

細過ぎると指輪が滑りすぎてしまいます。

私たちは指輪が11号と14号で、18mmのリボンを使いました。

写真は11号の指輪でリボンが18mmです。

 

リボンの購入で気をつけること

 

長いリボンには稀に”途中切れ”というものがあります。

ネットショップには、

稀にリボンが途中で切れ、その上から新たに巻かれているリボンが混ざる場合があります。

生産工程上必ず発生してしまうもので、不良品ではありません。

という記述が多くありました。

 

多くのリボンを扱う東京のリボン専門店にも電話して

20m確実に繋がっているものはあるか質問すると、

リボンをほどいて確認することはできないため、売ったものが確実に繋がっているという保証はできない

との返答でした。

 

リングリレーをするのに途中で切れているリボンを使うのは嫌ですよね。

しかも結婚式に「途中で切れているリボン」は縁起が悪い印象にもつながります。

 

早めに購入をして事前にリボンに途中切れがないか確認しておきましょう。

私たちは18mmの幅のリボンを20m、2本買いましたが途中切れはありませんでした。

はなびライオン
はなびライオン
早めに購入しておくと安心だね!

購入したのは、【HEIKO】さんのショップです。

 

 

リングリレーのやり方

 

  1. リングリレー説明後、リレースタート
  2. 指輪がリレーアンカーの手に
  3. 指輪を新郎新婦の元へ

 

まずは司会の方がリングリレーについて説明してくださいます。

ただ「これからリングリレーをします」だけではゲストの皆さんも何をしていいのか困ってしまします。

実際に司会者が「これからゲストの皆様にご協力いただいてリングリレーを行います」と話し始めたところ、会場が若干ざわついたのがわかりました。゚(゚^ω^゚)゚。いきなり言われたら焦りますよね…。

以下のことを簡単に説明してもらいました。

スタートの場所

リングリレーに込めた気持ち

最後には両家父親に渡り、指輪交換へとつながること

私たちの場合は、スタートは2列あるうちの後列の1番祭壇側のゲストの方からスタートでしたのでスタート場所の説明に加えて、「スタートの方にはスタッフが指輪をお渡しに行きます」との説明をしてもらいました。

 

また、指輪に指紋をつけてもいいのか、触ってもいいのか、と気にされるゲストの方もいるはず。

私たちは事前の打ち合わせで「気にせずに指輪に触れてほしい」「ゲストの方の願いがつまった指輪をするのが楽しみ」ということを伝えていました。

スタート前に私たちの気持ちを説明してくださいましたし、リレーの途中にも何度か

「手を止めてゆっくりご覧になってください」

「お2人の指輪に皆様お一人おひとりの思いが乗せられて運ばれていきます」

「今、ご新郎様の指輪がご親族へと渡しました」

と実況しつつ、説明も挟んでくださいました。

 

最後はアンカーの手に。

ここは親にお願いしても、兄弟姉妹にお願いしても、友人にお願いしても、アレンジ自由です。

ただし、アンカーの方には必ず事前にお知らせしておきましょう。

私たちはお父さんにお願いしました。

両親には事前にリングリレーの流れを説明しておきました。

 

アンカーであるお父さんは、

新郎父は新郎の指輪を持って新婦へ

新婦父は新婦の指輪を持って新郎へ

指輪を渡さなければなりません。

事前にリハーサルできると安心です。

 

またアンカーが指輪を新郎新婦へ届けるタイミングは司会の方にアナウンスしてもらうようお願いしました。

私たちは以下の順序で指輪交換へとつなげました。

リレー終了後、両家父は指輪を持ったまま

新婦父から新郎へと指輪を手渡すようアナウンス

新郎が新婦に指輪をはめる

新郎父から新婦へと指輪を手渡すようアナウンス

新婦が新郎に指輪をはめる

 

当日の様子

 

うまくいくかドキドキのリングリレーでしたが、

指輪がまわってくるとじっくりデザインを見てくださる方、

写真を撮ってくださる方、

手で指輪を包むようにしてお祈りしてくださる方…

指輪がまわってきたことで緊張していた空気が和らぎ笑顔が増えました。

ゲストの皆さんにご協力いただいてリングリレーを実現できてよかったです。

 

5.注意すること

 

リングリレーをやるにあたってネットで調べていると、ちらほら見られたのが辛口コメントです。

もちろんプラスのコメントもありますが、

「リングリレーなんて新郎新婦の自己満」

「面倒なだけ」

という超辛口コメントも。

 

いいと思ってやっていても、イマイチだと思う方も世の中にはたくさんいるということを頭において実践することも大切です。

その上で本当にやるかどうか、来てくださるゲストの方に合う方法なのかどうか2人で相談してからやりましょう!

 

私たちは、ゲストの皆さんが訳もわからず参加させられたという印象にならないように、「私たちがリングリレーに込めた思い」を司会者を通して伝えました。

また、リングに鈴や風船をつけて現在地がわかるようにすることで盛り上がる、といった工夫をしたカップルもいます。

お2人にぴったりの方法で、あたたかいリングリレーを!