祝福の木。ウエディングツリー
結婚式に来た人が思い思いの葉を
一枚づず持ってきてくれたとしたら、
それが10枚、20枚と増えていき、
最後には溢れんばかりの葉が集まるはず!
そんなゲストがくれた素敵な葉から一本の木を作れたら、
きっと素敵な木ができるはず。
それがウエディングツリーです。
受付で書く芳名帳をアレンジ
結婚式の受付で必要な芳名帳・ゲストブック
せっかくゲストの方に書いていただくなら、いつまでも残るものを、思い出に残るものを、と考えて私たちはウェディングツリーを選びました。
今回は私たちが結婚式でやった
“ウェディングツリー”
の全てをお教えします…!
ウェディングツリーって何?
芳名帳・ゲストブック代わりに海外で主流となってきているウェディングツリー。
日本ではまだまだ主流とまではいかないですが、最近少しずつ増えてきているようです。
ウェディングツリーは、結婚式に来ていただいたゲストの皆様と一緒につくる新しい芳名帳の形です。
芳名帳でもあるウェディングツリーは、なんと結婚証明書にもなります!
どんなものかというと…
この鮮やかな葉っぱは1つ1つがゲストの方が押してくださったスタンプなのです。
葉っぱの中にペンで名前を書いていただき、芳名帳・結婚証明書となります。
どこに押すか、何色で押すかはゲストの方の自由ですので、その日その場にいた方全員でつくり上げる世界に1つだけの作品になります。
受付の際にゲストの方にはウェディングツリーへの押印と署名を済ませていただき、挙式では新郎新婦と両親がサインをします。
世界に1つしかない結婚証明書
大切な皆様の名前も入り、結婚式後にも残る大切な思い出となります。
私たちは結婚式後、リビングに飾りました♪
私たちがウェディングツリーを選んだ理由
どうして受付での署名として、芳名帳でなくウェディングツリーを選んだのか…
理由は2つあります。
・芳名帳を住所録とする必要がなかった
・結婚証明書としても使えて思い出に残る
ところで、芳名帳は何のためにあるのでしょうか?
芳名帳は、当日の出席確認と結婚式後の住所録として使われています。
まず1つ目の住所録についてですが、あらかじめ結婚式の招待状をお送りする段階でゲストの方にお聞きした住所をパソコンで一覧にしておきました。
結婚式に来ていただいた方は、今後も何かとお世話になるもの。そんなときに住所録があるといいですよね。
返信ハガキにはお名前と住所を書く欄が設けてあるので、その後お返事いただいたハガキと作っておいた住所一覧を見比べて、お名前・住所の訂正をしました。
そのため、住所録としての芳名帳は必要ありませんでした。
また、結婚証明書は式場で用意されていることが多いと思います。
その式場の証明書を使うのもいいですが、せっかくならゲストの皆様にも参加していただいて記念に残る結婚証明書をつくりたいという気持ちがありました。
そのため、ゲストの方々にご協力いただいてウェディングツリーをやろう!と決めました。
ウェディングツリーのために準備したこと
ウェディングツリーに必要なものは以下のものです。
・ウェディングツリー
・説明
・スタンプ
・スタンプ台
・ペン
・額縁
私たちはオリジナルのものをと思い、ウェディングツリーのもとのデザインは友人のデザイナーさんに描いていただきました。
スタンプの大きさとゲストの人数とウェディングツリーを入れたい額縁の大きさの希望をデザイナーさんに伝え、人数分のスタンプが入るようにデザインしてもらいました。
またツリーの下には新郎新婦と両親6人が署名するためのアンダーバーも設けてもらいました。
デザイナーさんなんて知り合いにいないし、どうやって作ればいいの?
という方も安心です!
ワンダーペイントさんでは、無料でウェディングツリーをダウンロードできます。
必要なものを一式で買うこともできます。
手作りのときのひと工夫
ウェディングツリーの説明はこのようなものを自分でつくりました。
Wordで作って家のプリンターで印刷して写真立てに入れただけ!簡単に無料で作れます。
葉っぱの色ごとの言葉には、
「毎日の美味しいごはん」「愛の言葉」「やっぱりお金」
なんて、ユーモアのあるものを入れてみるのも面白いです。
スタンプだって手作りできる
スタンプも自前です笑
消しゴムハンコとコルクを使いました。こちらは100円程度しかかかっていません。
詳しい作り方はこちら
(自分で記事近日公開します!!)
スタンプ台はartnic(アートニック)を使いました。これは私が好きな消しゴムはんこ作家のまるいちきゅう(まる)さんがオススメしていたスタンプ台です。
発色はいいですがきつい色になり過ぎず優しい色づきです。色の種類も豊富で迷ってしまいます!
私が選んだスタンプの色は4色。
ピンク・スカイブルー・マリーゴールド・フレッシュグリーン です。
ペンは式場のものをお借りしました。それでもいいと思いますが、スタンプのインクの上から書けるかどうか確認しておくことをオススメします。
確認せずに使ってしまったので、インクの上から書きにくかったようで何度か書き直した形跡がありました。反省点です( ; ; )
額縁はamazonで買いました。300×300mmで正方形のものです。
挙式の後、披露宴会場に飾ったり、ゲストの方のお帰りの際にはエントランスに置くと、みんなの笑顔が増えますよ!
注意点
結婚式の進め方や考え方によってはウェディングツリーの扱いが難しくなってしまう場合もあるので、
次の点はおさえておきましょう。
・芳名帳の代わりにするかどうか
・ゲストの方への配慮を忘れずに
・用意するものにも配慮のひと工夫
「芳名帳はあって当然のもの」
「芳名帳を置いておくのはマナー」
とお考えになる方もいます。
特に年配の方や仕事の上司の多い式の場合、そう考えられる方が多いかもしれません。
自分たちの結婚式に合っているかどうか2人で考えましょう。
また不安な場合は両親に相談してみるのもいいかもしれませんね。
また、
ゲストの方にご協力いただく
という気持ちを忘れずに。
ウェディングツリーは“一般的でよくあるもの”ではないので、初めて見て戸惑うゲストの方もいるかもしれません。
私は受付係の友人にウェディングツリーをやることを伝え、ゲストの方が困っていたらお声がけをしてもらうようお願いしておきました。
ウェディングツリーは、スタンプ、シール、拇印、と様々な方法があります。
拇印は指も汚れますし、抵抗がある方もいるかもしれません。
服が汚れてしまうことや、ネイルをしている場合はネイルにインクがつくことを気にされる方もいるかもしれません。
拇印でお願いしたい場合は、近くにウエットティッシュやゴミ箱の用意を忘れずに…!
ウェディングツリーをやってみての感想
ウェディングツリー、私たちはやってよかったと思っています!
挙式で結婚証明書として披露したときには、
自然と拍手がわき起こったことを今でも覚えています。
特に、若い女性の方には好印象だったようです!
手作り感のある世界に1つだけの大切な結婚証明書となりました。
ウェディングツリーをやりたいと考えている方の参考になればと思います!
https://www.excellent-light.com/wedding/449/ceremony_-program/