お役立ち

気持ちが伝わる両親への手紙の書き方

披露宴のクライマックスの両親への手紙。

はなびライオン
はなびライオン
どれくらいの長さ書けばいいの?

何を書いたらいいの?

いつまでに書いておけばいい?

これに関しては新郎と一緒に考えるわけにはいかないので新婦さんの大きな悩みですよね。

私もどうやって書いたらいいのかわからず、事前に調べました。゚(゚^ω^゚)゚。

私が書いていったときのポイントを押さえながら、オススメの書き方を紹介します!

 

ゲストが飽きない、ほどよい長さとは

 

両親への手紙は披露宴のクライマックスでもありますが、ゲストの方は聞いているだけの時間となります。

話をするわけにもいかない。何も気にせずお料理を食べ続けるわけにもいかない。

多くのゲストの方は手を止めて聞いてくださるわけです。

ダラダラ長過ぎるのもよくないですし、呆気ないほど短いのも好印象ではありません。

ベストな長さは600〜800字程度で、ゆっくり読んだときに3分程度

だとほどよいでしょう。

 

全体がまとまる!段落の構成

 

私は手紙の中を大きく4つにわけました。

  1. はじめに
  2. お父さんとお母さんへ
  3. 理想の夫婦像、抱負
  4. 最後に

 

①はじめに

 

ここでは、これから手紙を読むというときの前置きを書きました。

ゲストの方にお時間をいただくのですから、感謝の気持ちを添えられるといいですね。

本日は、私たちの結婚式にお越しくださり本当にありがとうございます。少しお時間をいただいて両親への手紙を読ませていただくことをお許しください。

本日は、おいそがしい中私たちのためにお集まりいただき誠にありがとうございます。私ごとではありますが、この場をお借りして両親への手紙を読ませていただきたいと思います。

 

②お父さんとお母さんへ

 

私はお父さんとお母さんにそれぞれ段落を分けてかきました。

内容はより具体的だと両親も子育て時代を思い出しやすいですし、ゲストの方もイメージしやすいです。エピソードがあるとより聞き手が引き込まれます。

また堅苦しい口調よりは、時より話しかけるような口調の文があってもいいかもしれません。

お母さんは、とても優しくたくさんのことを教えてくれました。一緒にお菓子作りをしたことはいい思い出です。初めてミシンを使うときもお母さんが教えてくれました。お母さんが丁寧に教えてくれたおかげで今では私も裁縫がとても好きになりました。

料理と裁縫が得意なお母さん。優しくたくさんのことを教えてくれたよね。お菓子作りではお母さんの作るキャロットケーキが大好きでした。一緒に作るのがいつも楽しみだったよ。初めて一緒にミシンで巾着を作ったのが嬉しくてずっと持ち歩いていたこともよく覚えています。

同じことについて書いている2つですが、具体的なエピソードがある方がいいですよね!

 

③理想の夫婦像、抱負

 

私は3段落目に夫婦として両親を尊敬しているところ、これから夫婦になる私たちが目標としたい姿を両親のエピソードをもとに書きました。

そうすることでどこにでもありがちな将来への抱負ではなく、なりたい姿が明確になり聞き手もイメージしやすくなります。

私はお父さんとお母さんが喧嘩をしているところを見たことがありません。30年以上も一緒にいるのだからお互い思うことや考えが合わないこともあったと思います。でも、いつも穏やかで温かく安心できる家だと私が感じられたのはお父さんとお母さんのおかげです。そんな素敵な夫婦である2人をとても尊敬しています。私も温かく安心できる家庭を◯◯さんと力を合わせて築いていきたいです。

 

④最後に

 

最後の手紙の締めくくり方には様々な方法があります。

  • ゲストへの感謝の気持ちで結ぶ
  • 新郎の両親への感謝の気持ちで結ぶ
  • これからの抱負を話して結ぶ

私は、これからの抱負は3段落で書いたので、新郎のご両親への感謝、ゲストへの感謝の気持ちの両方を伝えられるようにまとめました。

最後になりましたが、◯◯さんのお父さんお母さん。ご実家に伺うといつでも私をあたたかく迎えてくださり本当に嬉しいです。◯◯さんと出会い家族となれたことが幸せです。何かと至らないところもあるかと思いますが、これからもどうぞよろしくお願いします。今日の日を迎えられたのも、家族の支えはもちろん、今日お集まりいただいた皆さまの支えがあってこそです。本当にありがとうございました。まだまだ未熟な私たちですが、これからもどうぞ温かく見守ってください。本日は、ありがとうございました。

 

 

もらって嬉しい手紙にするための一工夫!

 

披露宴で読んだ手紙は披露宴の最後に両親へ手渡します。

せっかくならもらってより嬉しい手紙にしたいですよね。

そこで私が工夫したこと、それは…、

  • 両親以外に向けた文面は渡す手紙には書かない
  • 披露宴では読まない秘密のメッセージを

この2つです。

両親以外に向けた文面は渡す手紙には書かない

 

私が両親へ渡した手紙に書いたことは、

内容
  • あて名
  • お父さんとお母さんへメッセージ
  • 理想の夫婦像、抱負
  • 披露宴では読まない秘密のメッセージ
  • ○○より

これだけです。

最初と最後のゲストの方への挨拶や、新郎のご両親へのメッセージは渡す手紙には書きませんでした。

いかにも「カンペです!」感がある手紙を渡すのは嫌だったので、両親へ向けたメッセージしか入らないように工夫しました。

両親へ渡した手紙は全部で3枚、1枚目にはゲストの方へのご挨拶を付箋に書いて貼ってカンペにしました。4枚目には、新郎のご両親へのメッセージとゲストの方への感謝の気持ちを書き、結びとしました。

両親に手紙を渡す前に付箋と4枚目をはぶいて渡しました。

介添えさんにあらかじめお願いしておくと、読み終えて渡すまでの間に準備してくださいます。

 

披露宴では読まない秘密のメッセージを

 

また、披露宴では読まなかった秘密のメッセージを書きました。

家に帰って読み返したときにお父さんとお母さんだけが知ることのできるメッセージがあったら、さらに嬉しい気持ちになってもらえるんじゃないかな、と思い秘密のメッセージを書きました。

みんなの前では恥ずかしくて言いにくいことや、内輪で伝わる家族の話などを書きたいときにオススメです!

 

手紙完成は1週間前がベスト!

私が行っていたエステのエステティシャンの方や、本番のメイクさんが口を揃えて言っていたこと、それは…

「手紙は1週間前には書いておいてくださいね!」

花嫁さんの中には、「前日が1番気持ちが乗るから手紙は前日に書く!」という方が多いんだそう。

でも書くときに感極まって号泣。

結果、結婚式の日に目が腫れてしまった、寝不足でお肌のコンディションがよくない、なんてことがよくあるそうです。

私は、アドバイスをもとに1週間前には完成できるように書きました。

書いているときはいろいろな思い出が溢れてきてやっぱり号泣。

当日大泣きしてしまうのでは、と不安でしたが1週間前に書いておいたことでかなり気持ちが落ち着いて当日はゆったりと読むことができました。

落ち着きすぎて涙が出なかったくらいです(^^;)

5日前くらいにしておけば涙も程よく出たかも!?(笑)

 

「披露宴でも嬉しい、家でさらに嬉しい」

感謝の気持ちをいっぱい込めた、あたたかい手紙になるといいですね!