準備ができたらいよいよ撮影
アイテムを揃えて撮影場所に着いたらいざ撮影!
となるわけですが、
撮影って大変でした。何が大変かと言うと、
慣れない海外の気候の中で撮影するのが体力的に大変でした。
私たちは、モルディブで前撮りをしたのですが、
写真の見た目は灼熱の太陽と白くて透き通った清々しい海の写真に仕上がっていますが…
撮影条件は最悪でした。
白い砂浜ははかんかん照りで焼け付くような暑さ…。カメラの設定をするだけでも汗が滴ってきます。撮影の途中でもクーラーの効いた部屋に避難しての繰り返しでした。
もし準備をしていなくてその場で構図やポーズなどを決めていたら体力が持ちませんでした。準備しておいてよかった〜。゚(゚^ω^゚)゚。というのが南国で前撮りをした感想です。
https://www.excellent-light.com/wedding/137/maldives_photo1/
今回はセルフ前撮りの撮影編です!
セルフ前撮りの撮影に必要なもの
・カメラ
・三脚
・小物(準備編参照)
・日焼け、熱中症対策グッズ
カメラはNikonの一眼レフとOLYMPUSのコンパクトデジタルカメラを使いました。
一眼レフカメラ
一眼レフってゴツくて重たいけど、何が違うの?
一眼レフカメラの撮影自体は全自動にすればシャッターボタン1つで撮影が可能で、
操作性は他のコンパクトデジタルカメラやスマホと同じくらい簡単です。
写真にこだわったときに大きな差が出てくるのが一眼レフな訳ですが、
コンパクトデジタルカメラやスマホと大きな違いを2つあげると、
1.人の目と同じような見え方にできる。
見たいところにピントがあって、その他の部分がボヤけて見えるため、眼で見る美しさに近い仕上がりになります。
2.画像編集をすると透明感のある写真になる
スマホでもカメラでも撮ってすぐに編集することができるし、こだわった写真は必ず編集をしますよね。そんな画像編集をすると一眼のスゴさが際立ちます!
コンパクトデジタルカメラやスマホに比べて光を取り込む量とセンサーの大きさが全然違う分、自然の色合いに近くキメの細かい画像になります。
撮影直後の画像は、一見コンパクトデジタルカメラやスマホと同じに見えますが、差が出るのは、画像ソフトを使って編集するともっとよくわかります。
コンパクトデジタルカメラやスマホの画像を編集すると、雲と空の色が白っぽく抜けてしまったり、黒い部分に変な色が浮き出てしまうことがあります。
こうした現象が、透明感のない写真見える原因です。
一眼レフでは、色や光が強いところから弱いところまでセンサーがしっかり認識しているため、全ての部分で自然な色彩になり透明感のある写真に仕上がります。
OLYMPUSの防水カメラTG-5
コンパクトデジタルカメラの最高峰と言われているのがOLYMPUSです。一眼レフカメラよりも小型ながら臨場感溢れる写真が撮れます。
さらに、防水仕様のTG-5は水の中でも使える優れもの。
モルディブでのシュノーケリングや旅行中の出来事を逃さずに撮影できました。
また、魚眼レンズ【FCON-T01】をプラス1万円で購入すると
白い砂浜、エメラルドグリーンの海、青い空、葉の広がる椰子の木、全部が写ってフォトジェニックな写真が撮れました。
三脚は必需品
三脚はセルフ前撮りに必要不可欠なアイテムです。
セルフ撮影の時、ちょうどいい位置にカメラを固定する場所があるとは限りません。
三脚があれば肘下くらいの高さから身長と同じ高さまでカメラの位置を設定できて、傾きも微調整が可能です。
velbonは三脚の中では安い・軽い・コンパクトの三拍子が揃います。
旅行の荷物の中で一番かさ張る存在ですが、セルフ前撮りには必需品です。4,000円でアシスタントを連れ回せると思ったら安いモノですね。
撮影方法
まずは、カメラを手で持って色のバランスや、撮影モードを設定しながら撮影します。
一枚撮っては見返して自分にしっくりくる設定に近付けていきます。
ホワイトバランス
NIKONではホワイトバランスという設定があります。
[AUTO]を選択すると色を状況に合わせて自動調整してくれますが、
条件を絞り込んで選択した方がより自然に近い色合いになりました。
今回は外で撮影しているので晴天を選択しています。
モード設定
撮影テーマに合わせたモード設定があります。一眼レフカメラに慣れていない方は、まずは[AUTO]モードと[P]モードを撮って、比較してください。
さらに、詳細のモードで撮影条件に合ったモードがある場合は、そのモードと[AUTO]モードと[P]モードを比較して、より綺麗に撮れている方を使って撮影をしていきましょう。
※NIKON製のカメラ出なくても[AUTO]モードと[P]モードがあるので、この2つのモードを比べると良いです。
実際の写真
まずは、カメラを手で持っているので準備したアイテムを強調させて、私たちの一部が入る写真。
記念日と手形に指輪をはめてみたり…
アイテムを強調させる、遠近法を使った撮り方
- 風景で撮したい場所にカメラを固定します。
- カメラから30㎝離したところにイニシャル文字や小物をセットします。
- 最後に1人がカメラを見てもう1人が被写体になって人がちょうど良いサイズになる立ち位置を決めます。
- 最後にカメラの撮影モードを「インターバルタイマー」にセットします。セット内容は インターバル時間2秒・撮影回数20回
このモードにすることで2秒ごとにカメラが勝手にシャッターをきって、20回撮影すると終了することになります。
撮られる側は、2秒ごとにポーズを変えていきます。
顔が硬くならないようにお喋りしながら、
お互いを笑わせながらゆっくり動いてポーズをとります。
フレームは、2人で持って写真風にしたり、遠近法を使って撮影したりしました。
普段から、自分を撮られることに慣れていないので、とにかく撮る枚数を増やすことが良い写真を撮る近道です。
三脚にカメラを置いたら毎回インターバルタイマーに設定して、写真を撮りまくりましょう。
たくさん写真を撮る分、写真を保存するメモリーカードは64GBあると安心です。